2015年 2018年 熱田神宮
名古屋で降りたのは伊勢神宮に行って以来の25年ぶりのことである。一つは、真梨子さんの愛知芸術劇場のコンサートに遠征することが目的であった。2015年は、大神神社・鹿島神宮・石清水八幡宮・富士山本宮浅間神社 など大きなお社を参詣させていただいていて、あとは自分の気質と相性のよい熱田神宮だげが残っていた。2005年の出雲大社参詣から10年の月日が流れている。2007年に高千穂まで出向いたことにより、鹿島神宮から繋がる1本のレイライン上の大きな神社に足を運んだことになる。
近鉄で行けば途中の参道に近いが、あえてJR熱田駅から歩くことにした。
都会のなかにこれだけの敷地があるのも明治神宮に似ている。
熱田神宮の公式HPによれば、「熱田神宮の創祀は、三種の神器の一つ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)の御鎮座に始まります。第12代景行天皇の御代に、日本武尊(やまとたけるのみこと)は神剣を今の名古屋市緑区大高町火上山に留め置かれたまま三重県亀山市能褒野(のぼの)でなくなられました。尊のお妃である宮簀媛命(みやすひめのみこと)は、神剣をここ熱田の地にお祀りになられました。以来、伊勢の神宮につぐ格別に尊いお宮として篤い崇敬をあつめ、延喜式名神大社・勅祭社(※)に列せられ国家鎮護の神宮として特別のお取り扱いを受ける一方、「熱田さま」「宮」と呼ばれ親しまれてきました。」とあり、大変格式の高い神社である。
全ての摂社を参詣して、本殿を参詣するのは当然としても、参拝された方がほとんど訪れない本殿の裏側のお社や湧水の池まで巡り、十分に聖域を満喫できた。
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この旅で真梨子さんに出会うことはなかった。
いや、コンサートで新しい高橋真梨子の世界に触れたことは事実である。
この日の真梨子さんは、感情を込めたバラードで熱唱したのだった。
真梨子さんのバラードは、感情を込めすぎずに表現されるからこそ奥深さがある。
しかしこの日は、どうしたのだろう、情感たっぷりと表現されていた。
短期的にこれだけ多くのお社にお礼の旅ができたのも、何かの転機なのだろう。
読者の方には体感できないところで、真梨子さんサイドとの距離感を体感する出来事がたくさんある。
大変ありがたい出逢いとそして未来への旅である。