小網神社①
近年東京のパワースポットと言われて急激に人気が上がったお社である。初めて訪れた2012年当時は、日本橋小網町の鎮守稲荷という感じてあったが、2019年現在は外国観光客も訪れて、平日でも20坪くらいの境内の中に収まりきれない人が並ぶ。証券の街の中に有り、会社員も多い。
一心にお願いしてる。お願いしすぎは良くないと思うのだけど。
御朱印も神職から、複数の書き手の巫女さんに交替するくらいの繁盛である。
多くの出征兵士が参拝してから徴兵されると無事に帰還したというお話からもともと有名なのである。実は、代々木八幡宮の境内の出世稲荷の他、神田周辺下町エリアにも、出世稲荷はある。よく考えてみれば当時の「出世」とはお国のためである。無事に帰還できる事はなおさらであろう。
ところで、いまや東京銭洗い弁天である。
稲荷社なのに、なぜという疑問がずっとあったし、龍神を前面に出しているというのも不思議であった。しかも、私と相性がよい。
また、真梨子さん絡みのお話であるが、2018年デビュー45周年記念の特別限定ライブに全国から応募があった。5000人のフォーラムではなく、400名規模のホールである。いままでのファン歴など関係ない厳正な抽選。
さてここから。なかなか当選通知が来ないなぁと思って日本橋あたりをウロウロして、いつものように参拝。帰りは、都営新宿線浜町まで歩くと、10分ほどで明治座の前にでる。そのまま明治座横の遊歩道を歩いて信号待ちしていると、見覚えのあるトラックが目の前を横切るではないか。
そう、1993年のコンサートツアーのスポンサー「ユニマット」のトラックである。
この瞬間、「抽選に外れてもけ行ける」という確信が生まれたのである。
はい、落選。しかし30分後幸運のメールが届く。私のHPやBlogを見てくれていた方から、同行者の代打というお話が舞い込んだ。これは、確実に神社からのご返信。
そんな風に捉えたいエピソードであった。
ということで、稲荷社と気づかないで参拝している方も多いのではないか?
「うがのみたまのかみ」である倉稲魂命が、宇賀神でこれが弁天の頭の飾りでというプロセスの考察をぜひ読んでいたたければ納得して頂けると思う。
いずれにせよ、御朱印帳も2冊拝受している。同じく龍の御朱印袋は凄すぎて使えない。これからもご縁のあるお社になりそうである。