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2017 今宮神社八大龍王宮 

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つい先日西武秩父に出かけた。
芝桜を見に行って以来4年ぶりかと思う。駅前も整備され、よくあるスーパー銭湯の温泉施設が駅に隣接されていた。

目的は2つ。改めて秩父神社に参拝することと、10分ほど歩いた今宮神社八大龍王宮に初めて参拝することである。
近郊にお住まいの方には申し訳ないが、池袋から特急レッドアロー号で所沢まで25分。所沢から西武秩父まで60分という感覚がなかなかわからない。所沢とか入間って近いんですね。


さて、快晴とは言え山の中、少しの風も冷たい。
霊場となっている寺院も点在しているが、そのまま西に向かって今宮神社までたどり着く。
もともと秩父霊場の発祥のお寺である。様々な経緯から、神社になっているが、修験道の霊場である。とにかく境内に入ると、雰囲気が違う。
きりっとした空気の中、何しに来たと誰かに見られている感じ。
明らかに山岳修行の気である。特に、山と水と祭祀の関係から、霊格の高い龍王が祀られている。ご神木を前に祝詞をあげる、いままでの風が突風となり、祝詞を進めればますます強風になる。それは、龍が池からお姿を表し、池の表面で動き回り風と水飛沫を大きく立てるかのような感覚の風なのだが、実は寒くないのである。相対峙する体の脇をすりぬけながら、体自体は少し温かみのある感じで、吹きさらしにはならない。漫画で書けば、ビュービューと風が自分の周りを舞いながら吹いていくという感じである。そして、祝詞が終わると風が収まる。境内は平穏である。龍神に迎い入れていただいた感覚である。

実は伏線がある。池袋から出発して5分くらいであろうか、駅は椎名町か東長崎か、そのあたりの線路際の右手のビルの壁に、なんと龍龍と大きく、文字が書かれていたのである。窓から偶然そういう文字か飛び込んでくるということから、何かあるかなとは思っていた。その通りの出来事であった。
拝殿前では穏やかな参拝となり、珍しい御朱印をいただいてきた。

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