鹿島神宮③
今回の鹿島神宮の参拝は明らかに、龍神を意識しての参拝である。
もちろん、鹿島神宮の御祭神が武甕槌大神であるのことは否定しない。
ただとらえ方が少し異なる。
もとより、私は出雲大社系の波動に合う。
しかし、神話の世界では、武甕槌大神は大国主命に国譲りを交渉した立役者であり、敵方である。にも関わらず、私は鹿島神宮の波動と相性が良い。過去2回の参拝記録にもあるように、御利益もいただいている。
それが、大神さまの愛であるといえばそれまでであるが、やはり、龍神系の土壌であるからと体感している。
記述②の通り、またここで掲載する佳三の通り、鹿島神宮にはもともと八龍神が祭祀されていた。しかし、近代社格制度の導入時に、これらが整理され整備されているのである。
その龍神社のある位置もご祭神を取り囲むように位置している。しかも、素戔嗚尊まで祭祀されている。
そこで、体感を書いてしまおう。
もともと出雲系龍神系の縄文龍蛇信仰、農耕文化の土台のあるところ、もともとの神様をを大切を大切にしながら、ともに発展し成長していったという感覚なのである。
だから、奥の御手洗池のそばに、明治期に大黒社まで祭祀されている。
出雲大社の御祭神は西を向き、鹿島神宮本殿は北を向いていて緊張関係にあるというイメージなのであるが、封印されたというよりも広められていないというような感覚なのである。
境内案内図を見れば、この考察がよくわかる。もしかすると、荒魂社は龍神社かもしれないとすら思っている。スマートフォンの逆光撮影のフレアゴーストなのであるが、緑の輪が撮影されている。何かとても面白い、キャッチボールをしているかのようである。
この広い境内を参拝後、御朱印をいただくべく並んでいると、祈祷殿から大きな太鼓の音が響いてきた。またしても、同調した、時間調整をいただいたという感覚である。