top of page
文教地域

気のエネルギーの流れと真梨子さん

写真は、ある雑誌からの転写である。この写真が実は全てを物語っているように思う。場所は小田急線の代々木八幡と代々木上原の中間にある線路をまたぐ橋に向かう階段。そもそもこれが、レイライン上にある出来事である。インタビュアーが神館和典氏であり、写真が平賀正明氏である。「神館」と「明」。こういう偶然は必然というのだと思う。   *2001.8月号おとなぴあ/ぴあ株式会社

高橋真梨子さんは、多くの人をその歌声で救い「明日への希望」を持たせてくれるアーティストである。

それは、選ばれし人のなせるもので、生まれながらにしてそういう世界に生きている方なのだと思う。

「明日」という言葉には、太陽と月があり、時間の悠久の流れがある言葉である。その「時の流れを彩るアーティスト」である。

気と龍脈、などの風水学的な専門知識からは外れるかもしれないが、少しその視点から考えてみると、真梨子さんがいかに優れた存在であるか体感できると思う。

そのためには、太極陰陽図で、東京という街のあり方をまず考察してみたい。

宇宙エネルギーの法則の中には、陽と陰がある。このバランスで成り立っている。どちらがプラスで良くて、どちらがマイナスで悪いかというものではなく、そのバランスが大切なのである。

ひとつの例は、天体としての太陽と月の存在である。古来、西洋占星術ホロスコープ上では、威厳のある太陽は男性で、神秘的な女性の存在は月というイメージとしてとらえられている。しかし、17年前に発表したように、真梨子さんにとって太陽はお母様、月はお父様であると考察した。占星学のイメージとは逆である。これは、アルバム「MUSEE」収録の「デルタ」を聞けば、その関係は明確になるとレポートした。

また音の波長にも関係している。アップテンポとスローバラード、この陽と陰の関係はどちらが良いかではなくバランスとして真梨子さんの歌の世界を広げてきた。
 

中央線
△富士山
​新宿
鹿島神宮
早稲田大
東京大学
明治神宮原宿
​東京
慶應義塾大学
ビジネス地域

さて、上の太極陰陽図のように、森羅万象は「陽」か「陰」と完全に二分されてしまうものではない。
陽がだんだんと極まれば、陰が始まる。そして陰が極まれば、陽に通じる。小さな円は陽の中に陰の気質があり、陰の中に陽の気質が存在し融合しているということである。
そして、人間の胎児のような形で、勾玉に通じるものである。

さて、身近な例でいうと東京のJRすなわち、もとの国鉄は、この図の通り鉄の線路で大きな結界を張っている。しかも山手線の外回りは時計回り、内回りは反対回りで、陰陽の気のエネルギーを外に出さないようにコントロールしているのだ。

山手線と中央線・総武線の各駅停車はそういう結界のラインを引いて運行しているのである。

富士山から高尾山を超えて、中央線が西から新宿めがけて一直線に龍脈の役目で伸びてくる。その新宿からは並行して総武線の各駅停車が、なぜかこのぐるっと回る形で秋葉原から東京駅に至る。もうお分かりのとおり、陽の中の小円の位置は江戸城皇居であり、それに対して陰の小円は移転するはずであった庶民の歌舞伎座の歌舞伎町エリアを意味している。公と私を対峙させているのである。さらに面白いことに、東京の街の発展を見ると、大きく分けてビジネス街官庁街、そして陽の頂点のあたりに昌平坂学問所から発展した東京大学がある。左回りに東京文京区があり東京教育大学のあった茗荷谷など文教地帯が続く。大きく言えば左側の小円の上に早稲田大学、右の小円の左下あたりに経済学部をひとつの看板にする慶應義塾大学の三田校舎がある。ビジネス街の中に学問のエネルギーが存在していることが、陽の中の陰と捉えられると思う。​しかも早慶が対象のような位置関係にある。とても面白い。

さて、真梨子さんは、福岡から上京してきて、渋谷から2つ先の駅の目黒の上大崎の渡辺プロの寮に入った。実はここは、高尾山からの龍脈の一つとしてそばの池田山公園に通じるパワーのあるエリアである。公園には湧水がある。陽の始まりのエリアである。

そして、再び東京に上京後、P&Cを経てソロシンガーとして歌ったもともとのホームグランドのコンサート会場は、歌舞伎町に隣接するエリアの新宿の東京厚生年金会館であった。真梨子さんご自身も東京厚生年金会館裏の市ヶ谷富久町に住んでいた。陰の中の陽の小円エリアである。もちろん、今のホームグランドの東京国際フォーラムは皇居に隣接する東京駅銀座エリアであり、陽の中の陰の小円の東側に隣接している。

 

また改めて別掲のレポートのように、鹿島神宮から富士山への太陽エネルギーのレイラインの上を新宿から、小田急線がほぼ多摩川までの間、直線で重なるように走っている。タイトルページ掲載の写真は、このライン上に祀られている明治神宮から伸びたラインと小田急線が重なり始める参宮橋のとなり代々木八幡と代々木上原の中間にある橋での写真なのである。また、さらに鹿島神宮と富士山の直線距離のほぼ3分の1の町田駅から200メートルくらいの位置に鹿島神社がある。後半のコンサートのオープニングに使われる相模大野グリーンホールは300メートルほどの近隣のエリアにある。

この他にも真梨子さんはこのラインと少なからず関係しているのである。

​*************************

自然に真梨子さんはそういうエリアで活躍されている。そしてさらに、真梨子さんがスクールメイツ時代に憧れ、真梨子さんに優しい言葉をかけてくれたザ・ピーナッツさんが、伊藤日出代さんと伊藤月子さんというお名前であったこと。そして、近年懇意にされていた広島ご出身の月丘夢路さんのお名前が、井上明子さんというのも不思議である。もちろん真梨子さんのお父様は、森岡月夫さんである。お名前に、太陽と月の存在が秘められている。

これらを偶然と捉えるか、それとも必然的な真梨子さんの愛の引き寄せであると捉えるかは皆さんの判断次第だ。

でも、多くの人を癒すスーバースターとはこういう存在なのではないかと、感覚的に鋭い私は思っているのである。

​(20170511記)

Df5GgV6VQAIt1nA.jpg
bottom of page