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高幡不動金剛寺
(c)高幡不動配布パンフレットより
HPによれば、
護摩とは、梵語でホーマ(homa)といい、〈焚く〉〈焼く〉などの意味をもつことばである。仏さまの智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼きつくすことを表す。
御本尊(不動明王)の前に壇を設け、護摩木を焼きつくし御本尊に祈る真言密教独特の秘法の修法。
護摩の火は不動明王の智恵を象徴し、薪は煩悩を表す。
護摩の儀式を通じて薪という煩悩を、不動明王の智恵の炎で焼きつくし、願いが清浄な願いとして高まり、成就する事を祈りる秘法である。
銭洗い弁天は、水で禊く。
護摩は、炎で煩悩を滅する。
考え方としては、強く願いがちなものを、願いのへ本質に昇華させて、純なる思いに変えていただいていることで、不動明王さまの波動と繋がりやすくするということであろう。
不動明王像さまと間近で対面できるお寺である。
護摩祈祷の開始時は、神社で流れる雅楽の調べが流れ僧職が登壇する。
ここは、深川不動とは異なる点で興味深い。
護摩祈祷の終盤で、管長さまが火にくべる護摩木の炎を背中に浴びながら、画像左中央の本殿内不動明王様との間で参拝できることがありがたい。
また、高幡山西側の少し登ったところにある大日堂の和室には、天井に龍画が描かれており、座敷の中央で手を打つと、全身に電気が走るような体感で、ビリツという音に包まれる。
素晴らしいお堂である。
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