明治神宮
12年ぶりに明治神宮に参拝した。
やはり、シンプルで整然としている様式美である。皇居で外国要人が天皇陛下に謁見する広間の質素で空間を生かした様式美であるのと似ている。
平日午前の参拝客の80%は、外国人観光客で、しかも欧米系である。
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自然災害の被災地では、夏祭りどころではないだろうが。通常、お神輿は、地域内を左回りで回る。塩と清酒で地を固める。
左回りで穢れを払い、最後に鎮守のそばで右回りで、魔であるマイナスエネルギーをつり上げる。
能力者の不動樹里さんによれば、これが「まつり」である。
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明治神宮のある原宿。
まあ、かつて述べたように、東京は風水を大きく意識して作られた街なので、国鉄は当然山手線と総武線で、太陰太極図を作る。
そして、山手線で皇居に近い内側の内回りは左回りであり外側を回る外回りは右回りでエネルギーのパランスを整え、魔を禊ぐ。
つまり、お神輿の動きと同じである。多くの人の生体エネルギーが左右の回転で場を浄化している。
陽極まれば陰となり、陰極まれば陽となる。皇居はまさに、陽の目のところ。
代々木原宿・明治神宮は、陽の始まりのところにほぼ位置する。この曲線のように総武線は東に向かう。そして、曲線が上に向かう位置に、東宮御所や赤坂離宮迎賓館がある。明治神宮と皇居を結ぶラインを延長すると鹿島神宮に至り、この夏至の日の出のレイライン上に両国国技館も東京スカイツリーがある。
全て後から意図して作られている。おしゃれな青山表参道も、冬至の日の出のラインそのものであり、この表参道が明治神宮に直進して夏至のラインと交差する。
当然明治神宮の社紋は皇室の16花弁の菊のご紋章。これは太陽のご紋章である。天皇が即位される時のご衣装「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」は太陽の色とされる。
ちなみに、大阪環状線を考えても、大阪城がどこにあるか、北野天満宮がどこにあるか、お分かりのはずである。そして、2020年東京五輪の11月に、大正9年創建の明治神宮は創建100周年を迎えるのである。おそらくこれも大きな意味でのご縁だと思う。