私の御朱印帳
御朱印はもともと納経の証としていただいた印である。最近は、参拝の印として御祭神の御神徳とつないでいただく印としていただくことが一般的になってきた。ただし、あくまでも、参拝があってのことでスタンプラリーではない。正しい参拝の仕方と正しいご朱印の頂き方があって当然である。ところが、アートのように美しい御朱印もあり、これを集めたいから参拝するという人も増えてきている。改めて、神社とはお寺とはということを考えて、しっかりと参拝して欲しい。
ちなみに、神社には社格がある。当然お寺には宗派がある。こういうことにまず気付いて欲しい。
もちろん、神様も仏様も、参拝してくれた方には寛容であるけれど、だからこそ礼を尽くすべきだと思っている。
正しい参拝の仕方、拝殿での言葉の発し方などは、いろいろと語られているのでしっかりと基本を身につけるべきである。
端的に言えば、大きな神社ほどお願い事はしないというのが私の基本である。
そして、日本全国の大きなお社に数多く参拝した者として、やはり自分の波長と神社の聖域の波長とが、即上手く合うところと、少し違和感を感じるところがあるということである。
もちろん、どこのお社でも暖かく迎えてくれる空気感がある。しかし、波長の合う寺社と時間は、そのお社からの返信のスピードが早い。
巷間よく言われているのは、天候が変わる、禊の雨が降る、眷属としての動物に出会う、拝殿から風が吹く、お祓いのタイミングに遭遇する、結婚式などお祝いごとに遭遇する、などなどたくさんのサインがある。また、参拝後なにかの変化があるということも巷間言われている。
そもそも相性に敏感な方とそうでない方がいると思うが、まずは謙虚に素直な気持ちで参拝し、お願いをしないということである。長年の経験から言えば、謙虚に努力する方に、その願いを叶えられるように、神仏はその人の努力が円滑に行くように環境を整えてくれる、用意してくれるというのがまず大きなご利益のようだ。ぽかんと口を開けて、礼を失した参拝でお願いされても、なかなかすぐにはということのようだ。
同時にご担当の専門分野があると思ったほうが良い。
だから、東京に住んでいても、例えば明治神宮への参拝は数える程しかない。新年も行かない。明治神宮は、国レベルでの倖せを司るお社であると思うからだ。感覚的には、住民票が欲しいのにわざわざ霞ヶ関に行くような感覚なのである。
さて、私の相性の良いお社は、陰陽五行で言えば、戊の土の気質である。大地から火が生まれ空に向かって勢いを増していく。この気質を持ったお社にはとても相性が良い。土の気質は、大国主命の出雲大社系であり、熊野大社系でもある。
そして火の気質の祭神である鹿島神宮に初めて参拝した日に、真梨子さんのコンサート後の写真撮影の幸運のメールが届いている。また龍神系である。Spiritualな話になるが、戸隠神社奥社に参拝したときは龍神より頂き物をしている。
後日まとめるが、出雲大社系と神宮系をことさらに対比する必要もないと最近は考えている。伊勢が中央集権化できたのも出雲と熊野がしっかりと支えているからである。
対比以上に、根本にはもっと大きな括りが存在していると考察している。
さて、同じ波長で守ってくれる社寺をひとつにまとめた御朱印にして、波動エネルギーをより強固なものにしたいという思いから、右のように分けることにした。
もっとも、ルールなどは存在しない。自由で良いと思うが、社格や宗派は分けたいというのが、私のこだわりである。
とても素敵な御朱印帳で、とりあえず8冊掲載しておく。
上から、
出雲大社(3種類)
熊野本宮大社
神宮(内宮外宮)
鹿島神宮
寒川神社
武田神社
小網神社
高幡不動尊
である。これ以外にも用意しているが、すべて自分の気質と社寺のもつ波動パワーを考慮している。
関心のある方は、いろいろとお調べください。