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小網神社 ②
凄い人気である。初めて参拝して10年がたとうとしているが、私とも相性の良いお社である。
だからこそ、大変僭越ながらわかる気がする。神様が悲鳴を上げている感覚なのだ。
ここは稲荷神社である。そして、龍神も祭祀している。倉稲魂命と宇賀神と龍神の関係については別掲で述べている通りである。本来は五穀豊穣を祈念した土着神の鎮守である。
お国のためと「利他の精神」で出征した参拝者全員が帰還した御霊験の鮮かな神社が、いつしか弁財天の美しさからいつしか金運を上げる銭洗い神社とだんだんと変化してしまった。
しかし、私が別掲で考察するように、銭洗いはお金への執着を捨てることにある。しかも利他の回転財としてである。自分だけ宝くじに当たりますように、努力しないでお金が入ってきますように、とにかく金運が巡りますようにという曖昧な都合のよいお願いばかりが聞こえてくるようだ。だから、神様が悲鳴を上げているように感じてしまう。
あなたはこれから何をしてくれるの? そんなに、今すぐお金が必要なの? 自分だけ?
御朱印の直書きは2019年末を持って停止となった。その意味でも、貴重な参拝となった。
本日振替休。
いつも通り、茅場町の東京証券取引所前を通って小網神社 へ。先日の 鎌倉銭洗弁財天 と並べて拝受できた。挟紙に工夫できたが有る。
福禄寿様と弁財天様の表情が柔らかくとても素敵。
水でお金への執着を禊いで、回転財として活用し利他に尽くしていくという、お金本来の気運に触れた御礼参拝である。
感謝。
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