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高尾山薬王院有喜寺
外国人観光客に人気の高尾山。山頂の展望台から富士山も見える。もっとも、東京都内には富士見とか富士見台という地名も多く、富士山講のお社もある。
さて高尾山薬王院は、長野とつながりがある。
天平16年(744年)に聖武天皇の勅命により東国鎮護の祈願寺として、行基菩薩により開山されたと伝えられている。本尊として薬師如来が祭祀されたことから薬王院と称することになった。また、永和年間(1375年 - 1379年)に京都の醍醐寺から俊源大徳が入り、飯縄権現を守護神として奉った。
このことから、飯縄信仰の霊山であるとともに修験道の道場として繁栄することとなった。つまり、山岳信仰の飯綱山に見立て、修行をした山である。今も、滝修行など行われている。
20年ぶり高尾山薬王院を参拝。
元は薬師如来の寺。
修験道護摩祈祷の本堂上に本殿がある。祭祀されてる「飯縄権現」は長野善光寺北の飯縄・戸隠が大元。
天狗は飯縄権現の眷属である。
「八大龍王」像があり、登山道に琵琶滝と蛇滝もある。
ここは富士山の龍脈が流れている。
御朱印は飯縄権現と限定天狗像。
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高尾山山頂599メートルから見た富士山。
薬王院の本殿の上、山頂に続く山道に、富士浅間権現社があった。
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